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須坂市メールマガジン「虹のほほえメール」第1038号

■須坂市メールマガジン「虹のほほえメール」第1038号(2024年9月12日)

みなさん、こんにちは。
朝夕、虫の声が聞こえ秋の気配を感じるようになりました。
「〇〇の秋」、メルマガ担当も何かせねば!と、うっっすい本を読んでみたり、月を眺めてみたり、団子を食べてみたりと秋っぽいことをして満足しています。もはや「秋を演出の秋」、本末転倒です。
〇〇の秋、みなさんはどんなことをしますか?

それでは、今週の虹のほほえメール、ご覧ください。

■□■もくじ■□■

【1】須坂市からのお知らせ
【2】市長のコラム

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【1】須坂市からのお知らせ
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◆防災行政無線の内容が聞き取りにくい場合

防災行政無線の内容を電話・ホームページ・メルマガでもお知らせしています。

電話:0800-800-2940(無料)
直近に放送された内容を聞くことができます。

▼ホームページで内容を見る
https://plus.sugumail.com/usr/suzaka/doc?tag_id=2998

▼防災防犯メールを登録する
https://plus.sugumail.com/usr/suzaka/home

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◆信州岩波講座

日時:9月14日(土)午後2時開講
映画上映:「荒野に希望の灯をともす」(短縮版50分)
講演:「中村哲医師の遺産〜志を継ぐために〜」
講師:医師・ペシャワール会会長 村上優さん/ドキュメンタリー映画監督 谷津賢二さん

各講座聴講券:前売り1,000円 当日1,200円 学生以下は無料

https://iwanami.suzaka.jp/
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◆妖怪夜会

日時:9月14日(土)午後4時30分〜(肝だめしは午後6時30分から)
会場:臥竜公園(長野県須坂市臥竜2-4-8)
入場:無料
肝試し入場券:無料(当日配布)
駐車場:看護専門学校と動物園南園の間の駐車場をご利用ください。

問合せ:090-8328-5899(須坂妖怪夜会実行委員会)
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◆スイーツスタンプラリー SEASON5

市内35の参加店を巡ってスタンプを集めると、スイーツギフト券プレゼント!

期間:11月30日(土)まで
対象:参加店舗で500円以上のお買い上げにつきスタンプ1つ
スタンプを3店舗分集めると、毎月先着300人に500円分のスイーツギフト券をプレゼント。
さらに、全店舗を巡った方はダブルチャンス!抽選で豪華宿泊券が当たるかも。

https://www.suzaka-kankokyokai.jp/sweets_suzaka/

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【2】市長のコラム
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「ハラスメント」

ハラスメントについて、考えるきっかけにしていただきたいと願っています。

1.須坂市職員へのハラスメント実態調査
この調査は、兵庫県知事のハラスメントが話題になる前に、全国の首長及び議員のハラスメントが報道されていることを踏まえ、調査しました。

【調査目的】
ハラスメントを防止し、働きやすい良好な職場環境づくりに向け、市職員、市議会議員、市民からのハラスメントの実態を把握するために実施しました。
(私の意思で公表しました。)

【ハラスメント実態調査集計結果】
調査期間:2024年4月17日〜2024年5月17日
対象者:正規職員 499 人、会計年度任用職員 477 人、計 976 人
回答者:366 人
回答率:37.5パーセント

ハラスメントの加害者(複数回答)とその内容

市長/部長/課長/係長から(回答数:1名)‥市長、部長、課長、係長から、次のハラスメントを受けたという回答です。(以下、同様の趣旨)
内容:業務から外された/その他
「その他」の内容は、個人がある程度特定される可能性があるため表示しません。

市議会議員から(回答数:2名)
内容:声で叱責された

副市長/部長/課長/係長/同僚・部下/市議会議員/市民から(回答数:職員1名)
内容:大声で叱責された/長時間にわたり繰り返し叱責された/無視された

2.パワーハラスメントの定義
労働施策総合推進法(パワハラ 防止対策の義務化)の概要

【パワーハラスメントの代表的な言動6つの類型】
・身体的な攻撃(暴行・傷害)
・精神的な攻撃(脅迫・名誉棄損・侮辱・ひどい暴言)
・人間関係からの切り離し(隔離・仲間外し・無視)
・過大な要求(業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制・仕事の妨害)
・過小な要求(業務上の合理性なく能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じること・仕事を与えないこと)
・個の侵害(私的なことに過度に立ち入ること)

【職場におけるパワーハラスメント 労働施策総合推進法第30条の2(雇用管理上の措置等)】

職場において行われる
1.優越的な関係を背景とした言動であって、
2.業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより、
3.労働者の就業環境が害されるものであり、
1〜3までの要素を全てみたすもの。客観的にみて、業務上必要かつ相当な範囲で行われる適正な業務指示や指導については該当しない。

よく「ハラスメントは、被害者の心情を基準とするため、加害者に悪意があるかどうかは関係ありません。相手が不快に感じるような行為はすべてハラスメントに該当します」という話がありますが、厚生労働省の解釈とは異なります。
一方、セクハラは、「受け手基準」が原則であり、必ずしも受け止める側の判断だけで決まるものではないが、受け手の受け止め方が大きな判断要素であるといわれています。

よりよい組織づくりのため、業務上必要かつ相当な範囲で適正な業務指示や指導を行っていくことが、大切と考えております。

3.ハラスメントの防止に向けた取組み
例年、職員に対しては、パワハラに限らず、セクシャル・ハラスメントやマタニティ・ハラスメントなどあらゆるハラスメントの防止に向け、部課長会議等で周知徹底を図っています。
さらに、長野県市町村職員研修センターの出前研修を活用し、各所属で係長以上の職員を対象に研修を実施しています。

4.調査の問6 「ハラスメントの防止のために必要だと考えること」という設問の回答
「相談しやすい窓口の設置」という回答が一番多くありました。引き続き研究をしていくとともに、総務課以外の相談窓口として、公平委員会が行っている苦情相談制度について周知しました。

5.カスタマーハラスメント
(私の結論)
今まで市役所職員は公務員ということで理不尽な行為にも我慢する傾向がありましたが理不尽な行為には毅然として対応してまいります。

(実態)
職員から、窓口や会議において大声で叱責されたり、電話で長時間にわたってクレームを言い続けられたり、といった事例が少なからず寄せられています。
エスカレートした場合には物を投げつけられた、身体的な攻撃を受けた、との報告も受けています。

(対策)
・令和2年4月に発出された総務省通知では、「職員が担当する行政サービスの利用者等からの言動で、業務の範囲や程度を明らかに超える要求をする場合には、組織として対応し、その内容に応じて、迅速かつ適切に職員の救済を図ること」が示されています。須坂市でも、そういった状況では、担当者ひとりではなく、組織として上司など複数人で情報を共有し対応するとともに、周囲の状況などに応じ、相談室や会議室で対応するようにしており、特に悪質な場合は警察に通報もしています。
・業務上、様々なクレームを受けやすい職場については、クレーム対応研修を受講しています。この研修では、ヘビー・クレーム、通常のクレーム及び住民要望を見極める視点とステップを習得し、ヘビー・クレームに臆さず対応するための意識と手法を身に付けることを研修のねらいとしております。
・昨年度の職員提案により、フルネーム記載により職員が個人情報を検索・特定されることにより悪用されるリスクやカスタマーハラスメント予防などの観点から、市が発送する通知や名札(胸章)は、名字のみの記載としております。
・執務室内に不用意に入られないよう、窓口カウンターに扉をつけたり、立て看板で案内を掲示したりと、対策を強化しています。
・2022年4月に策定した「職場におけるハラスメント防止に関する実施要領」においては、管理職員の責務について、良好な勤務環境の確保やハラスメントへの迅速な対応などを明記しており、組織全体で取り組むことが非常に重要であるとしております。

(参考)
ハラスメント実態調査
期間:2024.4.17 から 2024.5.17 まで。
対象者:正規職員499人、会計年度任用職員477人、計 976人
回答者:366人
回答率:37.5パーセント

【問1】あなたは、2022 年4月以降(「職場におけるハラスメント防止に関する実施要領」策定以後)、 ハラスメントを「受けた」または「見た」ことがありますか。
・ある 52人
・ない 314人

【問2】 問1で「ある」と回答された方に伺います。ハラスメントの加害者は誰ですか(複数回答可)
・市長 1人
・副市長 1人
・部長 5人
・課長 8人
・係長 15人
・同僚・部下 19人
・市議会議員 3人
・市民 5人
・その他 16人

【問3】 問1で「ある」と回答された方に伺います。あなたが「受けた」又は「見た」ハラスメントの状況は 何ですか(複数回答可)
・殴られた・胸ぐらをつかまれた 0人
・物を投げつけられた 2人
・大声で叱責された 15人
・長時間にわたり繰り返し叱責された 8人
・業務から外された 5人
・無視された 18人
・理不尽な謝罪を要求された 5人
・職場内で性的な言動をされた 1人
・職場外で性的な言動をされた 2人
・妊娠、出産、育児を契機に嫌がらせを受けた 1人
・その他 12人

【問4】問1で「ある」と回答された方に伺います。 ハラスメントを「受けた」又は「見た」後、 どうしましたか(複数回答可)
・上司に相談した
・同僚に相談した
・家族や友人に相談した
・総務課に相談した
・誰にも相談しなかった
・その他

【問5】問4で 「誰にも相談しなかった」と回答された方に伺います。相談できなかった理由は何ですか
・相談窓口を知らなかった
・立場が悪くなりそうだから
・仕返しが怖かった
・その他

【問6】ハラスメントの防止のために必要だと考えることは何ですか(複数回答可)
・十分な調査と処分の厳格化による再発防止
・相談しやすい窓口の設置
・意識改革等、研修等の実施
・その他

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編集・発行:須坂市政策推進課
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  • 登録日 : 2024/09/12
  • 掲載日 : 2024/09/12
  • 変更日 : 2024/09/12
  • 総閲覧数 : 18 人
Web Access No.2153923